1947-12-03 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第40号
最近その統合のわくを緩和して、大都市においては、車輛事情上百輛をもてば新規營業許可の方針となつているように承つておりますが、現在の車輛生産受び資金の状態をもつてしては、おそらく實現不可能のことであろうかと思われます。この際新たなる營業許可は諸種の事情から困難であると思いますが、もとの營業權をもつておつたものの範圍内において復活させていただきたい、こういうことが請願の趣旨になつております。
最近その統合のわくを緩和して、大都市においては、車輛事情上百輛をもてば新規營業許可の方針となつているように承つておりますが、現在の車輛生産受び資金の状態をもつてしては、おそらく實現不可能のことであろうかと思われます。この際新たなる營業許可は諸種の事情から困難であると思いますが、もとの營業權をもつておつたものの範圍内において復活させていただきたい、こういうことが請願の趣旨になつております。
なるほど了解できるのでありますが、國鐵のみの車輛生産の實績を表によつて調べてみますると、二十年度に蒸氣機關車が八十五、二十一年度に百十、増加が二十五になります。電氣機關車が二十年度に六、二十一年度に二十八二十二の増加になります。客車が二十年度に四十五、二十一年度に三百九十三、これは三百四十八の増加になります。電車が二十年度に七でありまして、二十一年度には二百六十一、増加が二百五十四と相なります。